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2014年6月11日 (水)

なんとなく決まる、30億の事業

案外知られていないことだが、都内の公立学校(小・中学校)は昭和30年代~40年代建てられたものが数多く、それらは建築基準法の改正前で耐震基準が旧基準で設計されている。当然避難場所にもなる公立学校の耐震性は実は怪しいものもある。(耐震補修工事は其々進んでいるが)

 
学校改築検討委員を務めていた頃、報告書に記載されていた建替え予算目安は一校当たり約30億円。基準数値があったと記憶しているが築50年に近い学校は20近くあり、その費用は膨大で驚いたのを記憶している。検討委員を務めてから10年弱、実際に建替えしたのは未だにその時の一校だけだ。

 
予算問題、各基準、合意形成等なかなか大変な事業だが、行政内部の仕組みに参画して一番不思議だったのはそのプロセスだった。

 ざっくり言ってしまえば、民間ではその110の事業予算でさえも濃密な検討がされるのに、なんとなく決まっていく不思議さがあるのだ。

 

なぜ、そうなるのか? 
民間事業と比較して明らかにしてみよう。

2014年6月 6日 (金)

知らぬ間に進む、重大事項。

久しく筆を止めていたまちづくり関係の四方山話。

 10年程前から取り組んでいた地域のまちづくりが新たな局面を迎えつつあり、これを機に再び思いつくままに書き留めようと思っている。あの頃話せなかったウラ話、感じていた疑問、憤りを感じた出来事なども少しずつ。。。
 これからまちづくりに取り組む人、社会動静に経済以外の視点を持てる人、研究だけでは感じ取れない「まちの感性」に関心を持つ人に。

「知らぬ間に進む、重大事項」

何から書き始めるか・・・と思った時、結局選んだのはその動機。理由は危機感だ。
まちの事は案外知らぬ間に決まっていることが多い。
寄り合いで、町会で、行政で、法律で。それは○○町でも、○○区でも、都でも国でも同じだろう。

かつてNPO活動に相当熱を上げ時間を費やしていた頃
(今は落ち着きを取り戻したという意味で)行政の○○委員を数多く務めた。
それは公立学校建替えや、商店街の整備構想、NPOとの協働政策、
集合住宅規制条例素案、バリアフリー政策、基本構想策定等々、様々な分野に横断してのことだった。
時にはコンサルティング側として事務局を担ったこともある。

一番感じたのは「予定調和」へ向かう強力なベクトルだ。

委員選考には当然行政担当部署の意向があり、大きく逸れることは“まず無い”(例外も稀にある)
そして事務局(官+民)にはそれをコントロールする重責がある。

次は、ある公立学校改築に関わった時の違和感と驚き、その後のことを。